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“痛くない注射” のちょっとした工夫

· コラム

注射を打った後に、患者さんが「痛くなかった!」と言ってくださることがあります。

 

ふつう注射は痛いものです。

きっと痛かったのに、そのように言ってくださる心遣いをとてもうれしく思います。

また、お子さんが「あれ?痛くなかった~」と言って笑顔を見せてくださる時があります。

本当に痛くなかったと小おどりするお子さんもいらして、それもまたとてもうれしいです。

注射は、痛いよりも痛くないほうがいい...

だから、マイファミでは、「痛い注射」を「痛くない注射」にしてしまう工夫を行っています。

その中からいくつかご紹介いたします。

  • ワクチンを素早く注入する(ゆっくりは痛い)
  • プランジャー(注射器の内筒)を引かない(引くときに痛いので引きません、これは医学的にも良いとされています)
  • 複数のワクチンを打つときは、一番痛いワクチンを最後にする(初めに痛いと怖くなってしまいますね)
  • 不活化ワクチンは深めにに打つ(深めのほうが痛くないのです)
  • 気を紛らわせるように話しかけたり、演技する。笑顔で!(怖い顔で打つと痛い)
  • 患者さんに反対の腕でノック式ボールペンを早押ししてもらい気を紛らわせる(効果があるようです)

また、お子さんの場合は安心できるように、保護者に抱っこしていただきます。

 

そうすると、

  • 縦抱きすると安心する
  • 接種前に接種部位の近くの皮膚を撫でると痛みが減る
  • キラキラしたものなどを見せて気を紛らわせる
  • 笑顔で声をかけながら打つ

このように痛くない注射を目指して「ちょっとした」工夫をしてはいますが、痛いときは「痛い」と我慢しないでおっしゃってくださいね。

そして、もし痛くないときは「痛くなかった」と教えてください。

みなさんの「ちょっとした」反応からヒントをいただけるのです。

 

これからも「痛くない注射」を目指して工夫をかさねていきたいと思います。

 

院長 中山 久仁子

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