予防と対策
- 虫刺されの予防
- 食べ物や水による感染症の予防
- 狂犬病の予防
- 性感染症、血液を介する病気の予防
1. 虫刺されの予防
暖かい地方で蚊が媒介し、広範囲に存在している病気は、
- マラリア
- デング熱
- 日本脳炎
- 黄熱病
- ペスト
- ウェストナイル熱
です。
ダニによってうつる病気は、
- ライム病
- ツツガムシ病
などがあります。
また、地域ごとに特有の虫に刺される病気もあります。
- トリパノソーマ・・・アフリカ
- シャーガス病 ・・・中南米
- リーシュマニア・・・南ヨーロッパ、中東、アフリカ、中南米
などです。
これらの病気の予防は、
『虫に刺されないように注意する』
の一言に尽きます。
では、具体的にどうすればいいか。以下の方法が効果的で高い確率で予防できます。
長袖、長ズボンをはいて、肌の露出を少なくする。
肌や洋服に虫刺され予防薬を散布する。
顔につけるときは、一度手にとってから顔に塗ってください。蚊の活動が活発な、夕刻や夜の外出を避ける。
殺虫剤をしみこませた蚊帳を使用する。
(多くの場合現地のお店、日本の旅行専門店で入手できます)マラリアは予防薬がありますので、医療機関に相談して処方していましょう。
いかがでしょうか?
それほど難しいことではないように思われませんか。
上の予防方法はとても効果があります。
しかし、ちょっとした油断から虫に刺され、病気にかかってしまうことが少なくないようです。
2. 食べ物や水による感染症の予防
食べ物や水によって移る病気は、
- 食中毒
- コレラ
- 赤痢
- A型肝炎
- 寄生虫
などがあります。
また、地域特有の病気として、
- ギネアワーム・・・中央アフリカ
- 住血吸虫 ・・・アフリカ、東南アジア、中南米
があります。
これらの病気を防ぐには
[ 水 ]
なま水(水道水も含む)は飲まないようにしましょう。
ペットボトルに入って売られる水や、水道水を3~5分沸騰させたもの、塩素消毒した水を飲むようにしましょう。
氷は、水道水から作られることが多いので、氷入りの水も避けましょう。
[ 魚介類、肉 ]
- 十分に火の通ったものを、熱いうちに食べましょう。なま焼けのものは、寄生虫や食中毒の原因になります。
[ 野菜 ]
- 生野菜は避け、火を通したものを食べましょう。 寄生虫感染の予防です。
[ 乳製品・卵製品 ]
- いたみやすいので、調理後時間のたっているものは避けましょう 。
[ 果物 ]
- 皮をむいてすぐに食べましょう。
[ スイミング ]
以下のようなところは避けましょう。
- し尿で汚染されている可能性のあるビーチ
- 嵐や大雨の後のビーチ
- 住血吸虫の流行地域のビーチ
スイミングの予定がある場合には、あらかじめ流行地域かどうか調べていきましょう。
3. 狂犬病の予防
狂犬病は、
『発症すると死亡率100%』
の、とても怖い病気です。
狂犬病ウイルスを持っているのは、
- 犬
- こうもり
- 猫
- 狐(ヨーロッパ)
- アライグマ(アメリカ)
などの動物なので、接触しないようにしましょう。また、旅行前にワクチンをするようにしてください。
そして、もし動物に咬まれた場合は、すぐに医療機関に行きましょう。
4. 性感染症、血液を介する病気の予防
エイズ、性病、B型肝炎は、性行為や血液(麻薬の針の使いまわしなど)で感染します。
旅行先では、リスクの高い性行為や行動を避けましょう。
以上、予防方法をご紹介しました。
多くの病気は自分で用意して避けることができます。
旅行先の感染症は重篤になったり、死亡したりするものもありますので、予防に重点をおくことが大切ですね。
参考文献
更に詳しく知りたい方は、次のウェブサイトをご参考にしてください。






